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NewsIT豆知識
小売業界で数年前から欧米を中心に「フィジタル」というのが議論され始めているそうです。
フィジタルとはPhysicalとDigitalを組み合わせた造語であり、O2O(online to offline)とも呼ばれ、ネットと現実と融合させたマーケティング手法です。例えば店舗にFacebookに連動したハンガーを置き、オンライン通販の売れ筋ランキングを店内のハンガーに見せるというように、リアルの購買行動とデジタルを連動させることにあります。
このフィジタルには、ある個人の購買行動が別人の消費行動を呼び込んだり、個人の嗜好や購買行動により適った提案を可能にするなどのメリットがあります。競争企業との差別化や陳列、商品在庫にも活用可能で、今後企業PRなどのデファクトとなる可能性も秘めています。
企業などに収集される個人情報の活用に不安を少し感じますが、データの活用の在り方を広げてくれる期待されます。今後の動きにも注目してみたいと思います。