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何が違う? 「ICT」「IoT」「IoE」

近年テレビやネットでよく「IT」という言葉だけでなく、
「ICT」「IoT」「IoE」などの言葉も聞きますが、それぞれの違いが判りますでしょうか?
何となくIT関連用語だとは分かっても、正確な意味まで知っている人はそう多くはないと思いますので、それぞれの説明をしていきたいと思います。

◆IT
「Information Technology」の略で、直訳すると「情報技術」です。
このITという言葉はかなり漠然としたものみたいなので、コンピューターやネットワークに関連するものが全てITくらいの認識で問題ありません。

◆ICT
「Information Communication Technology」の略で、直訳すると「情報通信技術」です。
ITとICTは同じ意味の言葉で、海外ではICTの呼称が一般的になってるみたいです。それに合わせて日本でもIT→ICTへ徐々にシフトさせているみたいですが、ITも依然として残り続けて中途半端なことになっているみたいです。

◆IoT
Internet of Things」の略で、直訳すると「モノのインターネット」です。
色々なモノをインターネットに繋げて新たな価値やサービスを生み出していこうというのがIoTです。
例えば遠隔地にいる高齢の両親などのポットの使用状況を見て日々の暮らしに問題がないか確認したりすることなどに利用されています。

◆IoE
「Internet of Everything」の略で、直訳すると「全てインターネット」です。
人や場所やモノなどの様々なデータをインターネットに蓄積し、適時マッチングさせて価値を生み出そうって動きです。
IoTがネットに繋ぐ対象を主にモノに絞っているのに対し、IoEはモノに限らないのが違いです。

現在進行形でIoE化が進んでいるようで、次のような未来もあり得そうです。

『バイタルデータから血糖値の低下(=空腹)を感知しました。現在地周辺の飲食店候補及び、あなたの飲食履歴から判断した嗜好に合った店舗を表示します。しかし家計簿アプリの残金が心もとないので自炊を推奨します。最寄りのスーパー特売情報からおススメの料理のレシピを表示します。このメニューで良ければ炊飯を開始するので自炊ボタンを押してください。商品は15分後に自宅へ配送されます。』

映画で見たことのあるような未来だなーって感じたとともにどんどん機械に支配されていってしまわないか少し不安にもなりました。