コラム
アラフォー子育て日記 Vol.86
最近、ママ友と合うと話題に上がる確率が高いのが「子どもの反抗期」です。
まだ小学校中学年なので、それほど激しくはないのですが、「この頃、前と比べるとだんだん言うこと聞かなくなってきたよね~」という話になります。
しかし、とあるアンケート調査によると、「反抗期があった」という人は昔よりも減ってきているようです。(『2016年 親子の関係についての意識と実態』明治安田生活福祉研究所 http://www.myilw.co.jp/research/report/2016_02.php )
●「反抗期がなかった」
〔子ども〕
男性 42.6% 女性 35.6%
〔親〕
父親 28.1% 母親 26.4%
テレビ番組で特集されたときには、同じ質問に54.7%もの大学生が「反抗期がなかった」と答えたようです。半数以上ですね!(『ウワサの保護者会 2016年5月6日(金)放送』https://www.nhk.or.jp/hogosya-blog/100/243823.html )
反抗期があって当たり前と思っていたので、ないとなるとそれはそれでちょっと心配ですが、いろいろ原因があるようです。
「友達親子」のように、対等に近い関係の親子が増えたこと、甘い親の元に育ち、特に不満を持たずに成長する子が増えたこと、そもそも親が仕事で忙しく、反抗どころかコミュニケーションを取る場面を持てないこと…など。
欧米では反抗期がない(少ない)と聞きます。
小さい頃から子どもも一人の人間として尊重して育てること、文化的にスキンシップや言葉などで愛情を伝える機会が多いことも要因にあるようです。
親の方が精神的にボロボロになると聞く、子どもの反抗期。
できればあまり激しいものが来ずに自立へと成長していって欲しい、そしてそのためには親も子どもの気持ちに寄り添わねば、と改めて覚悟するアラフォー母なのでした。
by T.I
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