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『Freight Train』 エリザベス・コットン
彼女の名前で画像検索すると、通常の右利き用のギターを逆向きに構えたシワクチャのおばあちゃんのモノクロ画像が出てきます。
彼女は全くの独学でバンジョーやギターを覚え(だからちょっとヘンテコなんですが)、しかも、この曲はわずか10代前半のころの作品だそうで。
タイトルを日本語に訳すと「貨物列車」。牧歌的な雰囲気の漂うかわいらしい曲で、たくさんのギター愛好家がカバーしています。
が。じっくり、ゆっくり鑑賞すればするほど、実に味わい深い曲で。。。
歌詞を紐解いてゆくと、「どこへ向かって行くのか…」とか「私が死んだら…」とか、ものすごく意味深なのです。
ちょうど世界中が第一次大戦へ向かってゆく不穏な時代背景の中、小さな女の子がこんな曲を書いたのか、と思うと感慨もひとしお。
さしずめ「ドナドナ」や「センチメンタルジャーニー(松本伊代じゃないほうの)」と似た世界観なのだろうな。
う~ん、渋カッコイイ!!
by M.T.