お問い合わせ

コラム

逆引きマーケ

逆引きマーケ ちょっと寄り道
変わらない使命と、変わっていく仕事

2026年9月、私たちの会社は28期を迎えます。

社員数も決して多くない、小さな会社です。

それでも27年間、お客様と直接向き合い、100%直請けというスタイルを続けてこられたことに、感謝しています。

創業当時、私たちには一つの想いがありました。

「お客様のホームページ課になる。」

当時のお客様の多くは、社員20人以下の小規模事業者でした。

ホームページは必要。でも社内にWeb担当者はいない。更新したい、修正したい、相談したいことがあっても、誰に聞けばいいのかわからない。

そんな企業にとって、私たちはホームページを作る会社ではなく、「社外のホームページ課」でありたいと考えました。

ホームページを制作し、更新し、保守し、改善する。

困ったときに、最初に相談される存在。

それが私たちの役割でした。


27年という時間の中で、Webを取り巻く環境は大きく変わりました。

かつてはホームページが企業のWeb活用の中心でした。

しかし今では、LINE、動画、オンライン学習、業務システム、スマートフォンアプリなど、企業がWebに求めるものは大きく広がっています。

それに伴い、お客様からいただく相談も変わりました。

「LINEを活用したい。」

「Webから申込みまで完結させたい。」

「社員教育をオンライン化したい。」

「広告とホームページを連携したい。」

私たちは、新しいサービスを増やしたかったわけではありません。

お客様の課題に向き合い、一緒に考え続けた結果、解決のための手段が自然と広がっていったのです。


ここで一つ、大切にしてきたことがあります。

それは、「何でも自社でやる」ことではありません。

私たちが目指しているのは、何でも屋ではないからです。

お客様にとって最善の方法を考え、自社でできることは責任を持って取り組み、より専門性が必要な領域では信頼できるパートナーと力を合わせる。

大切なのは、自社の仕事を増やすことではなく、お客様の成果につながること。

この考え方は、創業当時から変わっていません。


25周年を迎えた頃、私たちは改めて会社の未来について話し合いました。

次の10年、20年をどう歩むのか。

社員が安心して働き続けられる会社とはどんな会社なのか。

そして、お客様からどんな存在として必要とされ続けたいのか。

その中で見えてきたのは、「ホームページ課」という言葉だけでは、私たちの役割を十分に表現できなくなってきたということでした。

ホームページを作ることも、守ることも、今も大切な仕事です。

しかし、お客様が本当に求めているのは、その先にある「どうすれば事業がもっと良くなるのか」を一緒に考える相手ではないか。

私たちは今、そのような伴走型の会社を目指しています。


27年前に掲げた「お客様のホームページ課になる」という使命は、今も変わっていません。

変わったのは、その使命を果たすための役割です。

ホームページも、LINEも、動画も、システムも。

それらは私たちにとって目的ではありません。

お客様の課題を解決するための手段です。

手段は、時代とともに変わります。

だから私たちの仕事も変わっていくでしょう。

しかし、「お客様の社内にいないWeb担当者として、困ったとき最初に相談される存在でありたい」という使命は、これからも変わることはありません。

変わらない使命を胸に、私たちはこれからも、お客様に伴走する会社であり続けたいと思います。

辻 正雄
デジタジオ株式会社(ビジコン運営)代表
株式会社アーティストユニオン代表
経営者に寄り添うマーケター:マサオフィス

一覧へもどる
COLUMN
COLUMN
details