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Newsスタッフコラム

「OneDrive」に要注意?

今年に入ってからMicrosoftのオンラインストレージサービス「OneDrive」が悪い意味で話題になっています。
ネットメディアでも以下のような特集記事などを頻繁に見かけます。

– OneDriveの罠に注意!強制同期を切ったり、容量の警告に対処したいならこれをすべし

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1609141.html/

おそらく、2025年10月にWindows10のサポートが終了するためWindows11に乗り換えるユーザーが徐々に増えてきたこと、いつからなのか不明ですがWindows11の初回セットアップ時にMicrosoftアカウントでサインインするとOneDriveでのバックアップが自動的に有効化されるようになってしまったこと辺りが理由なのではないかと思われます。

自動バックアップ対象になるフォルダは以下ですが、
・ドキュメント
・ピクチャ
・デスクトップ
無料のOneDriveの容量は5GBですのでPCの使い方によってはすぐに上限に到達してしまい、Microsoftから容量不足の警告が来て鬱陶しいといったことになります。

OneDriveへのバックアップが勝手に有効化される最大の難点はバックアップ対象の「ドキュメント」などのフォルダの場所が変わってしまうことだと思います。

OneDriveへのバックアップが無効な場合、「ドキュメント」の場所は以下ですが
C:\Users\[ユーザー]\ドキュメント
有効にするとに変わってしまいます。
C:\Users\[ユーザー]\OneDrive\ドキュメント

この辺りの挙動がWindows11を利用にあたっての混乱のもとになっていそうです。

上記記事にもあるようにWindows11の初回セットアップ時にOneDriveバックアップを回避する方法もありますが、個人的にはとりあえず有効にしたまま初回セットアップを終えてしまい、本格的に使い始める前にOneDriveバックアップを無効にして、OneDriveを一切使用しない場合はそのままアンインストールしてしまうことが良いのかなと思っています。