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中華の食卓で出会う、少し面白い合図

株式会社アーティストユニオン

先日、中華料理店でお茶を淹れてもらった台湾のお客さんが、テーブルを指先でトントンと軽く叩いている光景を見ました。
これは「ありがとう」を伝える合図なのだそうです。

台湾をはじめとする中華圏の習慣で、お茶を淹れてもらった際に会話や食事の邪魔をせずに感謝を伝えられるのが魅力です。
異文化のちょっとしたマナーは面白いなと思います。
この「指トントン(叩指礼)」のルーツは、清代の乾隆帝がお忍び旅行をした際、臣下が身分を隠すためにお辞儀の代わりに指で机を叩いたという故事なのだとか。

さらに、相手との関係性によって指の形が変わるとのこと。
目上の人には拳を握り関節を曲げてトントンする(皇帝への平伏を表すそう)、同輩には指2本で、目下の人には指1本で優しく叩くといった使い分けがあるそうです。

他にも、中華料理の回転テーブルは『時計回り』が基本のため、ついつい自分が食べたいものが左側にあって逆回しにしたくなっても、そこはグッと堪えます。

お茶を淹れてもらったときの指トントンは、意味を知らなければ「もっと淹れて欲しいのかな」と思われてしまいそうですが、今度機会があれば試してみたいと思います。

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