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おすすめ本「上杉鷹山」

今回紹介する書籍は
童門冬二「上杉鷹山」

「上杉鷹山」は九州の小藩からわずか十七歳で上杉家の養子に入り、米沢藩の財政を建て直した経世家・上杉鷹山のの生涯を描いた歴史小説です。
故J.F.ケネディ大統領が「ウエスギ・ヨーザンは、私の最も尊敬する日本人」というがある人物です。

当時の米沢藩は、収入の八割以上を藩士の給与が占めていて、借金も重なる財政状況でした。
そうした中、財政改革に乗り出した鷹山は、古くから上杉家に仕えてきた古株の偏見や妨害、天災などを乗り越え領民を富ませる改革を成し遂げました。

弱冠17歳で封建的な江戸時代によくこんな柔軟な考え方が出来て、そして実行出来る事がとても凄かったです。
ちょっと厚めですが、非常に読みやすいので、歴史嫌いな方にもおすすめです。